こんにちは、heyheyです。
詩吟のような独特の声を出すには
一朝一夕では身に付きません。
でも、だからといって
特殊な訓練が必要というわけでもありません。
教室に通い、先生に教わることも大切ですが、
自分一人でできる練習ももちろんあります!
今回は、全くの詩吟の初心者でも、
一人でできる発声練習方法についてご紹介します。
練習内容は、1日5分~10分くらいで終えられる
とてもカンタンなものです^^
僕は学生の頃、5年間毎日これを続けることで、
・声量がメキメキと大きくなった。・声の指向性が鍛えられた。・活舌が良くなった。
・口周りの筋肉が鍛えられて表情が明るくなった。
こんな効果が得られました。
「継続は力なり」
「塵も積もれば山となる」
そんなことわざがありますが、
1日5分をコツコツ積み上げることで
詩吟のような力強い声を
自信にあふれた素敵な声を
ぜひ会得してみてください!
詩吟に関する発信は、
音声配信アプリstand.fmの
「詩吟ちゃんねる」でも行ってますので
良ければこちらも聞いてみてください^^
◇ ◇ ◇
1. 声を思い切り出せる場所をみつけよう!
発声練習の内容にうつる前に、
まずはその準備です!
声は声帯を使って出します。
声帯は筋肉の一つです。
だから、
しっかり鍛えてあげること
鍛え続けてあげること
これが大切です。
そのためには、
大きな声を思い切り出せる場所が
必要不可欠です!!
都心近くに住んでいると難易度は高いのですが、
こんな場所を探してみてください。
・海岸の砂浜
・大きな河川の河原
・周りが田んぼだらけの場所
・声を出しても大丈夫な大きな公園
・カラオケ
カラオケは最終手段です。
お金がかかるし、何より室内です。
僕としては、できるかぎり屋外をオススメします。
その理由としては
・声があまり響かないので無意識的に鍛えられる。
・声を遠くに飛ばす指向性が鍛えられる。
・外で思い切り声を出すことは気持ちいい!
というわけなので、
カラオケしか練習場所がなかったとしても、
マイクは決して使わないでくださいね!笑
2. 1日5分でできる発声練習方法
前置きが長くなってしまいましたが、
発声練習の方法をご紹介します。
行う練習はたった2つです^^
その1:活舌の練習
口の周りの筋肉はとっても大切です。
あいまいな発音では、あいまいな声しか出ません。
だから、口を大きく動かしましょう!
そして、以下の内容を「一息」でやりましょう。
時間にして約30秒くらいです。
<活舌練習の内容>・あ、え、い、う、え、お、あ、お
・か、け、き、く、け、こ、か、こ
(同様に、さ行、た行、…と進めていきます)
・や、え、い、ゆ、え、よ、や、よ
・ら、れ、り、る、れ、ろ、ら、ろ
・わ、え、い、う、え、を、わ、を
↓ (次は濁点、半濁点、鼻濁音です!)
・が、げ、ぎ、ぐ、げ、ご、が、ご
・か゜、け゜、き゜、く゜、け゜、こ゜、か゜、こ゜
※これは鼻濁音の意味です。
・ざ、ぜ、じ、ず、ぜ、ぞ、ざ、ぞ
・だ、で、ぢ、づ、で、ど、だ、ど
・ば、べ、び、ぶ、べ、ぼ、ば、ぼ
・ぱ、ぺ、ぴ、ぷ、ぺ、ぽ、ぱ、ぽ
ここまでです。
ここまでを
一息で、
すばやく、
一気にやりましょう。
始めのうちは一息でやるのは
相当難しいかもしれませんが、
次第に肺活量が鍛えられるので、
ぎりぎりまで頑張るクセを
つけてみてください^^
口の周りが少しあったまってきたらOKです!
その2:詩吟式の発声練習
次は詩吟式の発声練習です。
といっても、
独特な音程に合わせて
大きな声を出し続けるだけです。笑
では内容をご説明しますね。
<発声練習の内容>
・「あ」「い」「う」「え」「お」「ん」の6つの音を、詩吟の音程(陰音階)で出します。
・「あ」の高音練習を一息で行い、「あ」の低音練習も一息で行います。次に「い」「う」・・・と移っていきます。
・一息で行う長さは、高音練習は15~20秒、低音練習は13~18秒くらいです。
・音程は相対音感で良いのですが、参考としては以下となります。
【男性】
高音練習:ド→ド#→ファ→ソ→ソ#→ソ→ファ→ド#→ド
低音練習:ド→ソ#→ソ→ファ→ソ→ソ#→ド
【女性】
高音練習:ミ→ファ→ラ→シ→ド→シ→ラ→ファ→ミ
低音練習:ミ→ド→シ→ラ→シ→ド→ミ
詩吟の音程専用のアプリもありますので、
今は有料になってしまいましたが、
良ければ使ってみてください。
男性なら2~4本、女性なら6~8本がおすすめです。
声を出す際のコツ
慣れないうちは、上記の音程に合わせて
声を出すだけでも十分です。
一息で行うことが多いので、
それだけでも肺活量が鍛えられます。
音程に慣れてきたら、
他のことにも意識を向けてみましょう!
1.声を斜め上に向けて、より遠くまで飛ばす
2.口は素直な形にし、途中で形を決して変えないこと
3.喉は脱力し、お腹の呼吸で出すイメージをもつ
なんとなーく意識するだけで良いです^^
それを毎日コツコツ続けていくうちに、
ある日、ふと、できるようになります。
声も自然と練りあがっていきます。
長い目で、コツコツ続けることを大切にしましょう!
声を出す際の注意点
ここでは、僕が経験してきた
リアルな注意点をお伝えします。
1.喉が痛いときは無理をしない。
2.風上に向かって声を出さない(あっという間に声が枯れます笑)
3.周囲に迷惑をかけない。時間帯に注意する。
喉が痛いときに無理をすると、
炎症を起こしたり、
ポリープのもとになる場合があります。
無理はよくないです。
また、風上に向かって声を出すと、
あっという間に枯れます。
僕は「風なんぞに負けるか!」と
あえてやってみたことが何度かありますが、
全敗でした笑。
自然には勝てません。
そして、周囲への迷惑に注意すること!
これは大切です。
僕は深夜にやったり、
住居の近い公園で吟じたりして
警察に注意されたことが数度ありました。
本当に、気を付けましょう!!!
◇ ◇ ◇
今回は以上となります。
今後も引き続き、詩吟について
色々と発信していきますので、
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YouTube:【詩吟風に吟じてみた】Lemon/米津玄師
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