アーリーリタイア ブログ 書評

「やりたいことが見つからない」人にぜひ薦めたい本

heyheyです。

また素敵な本に出会いました。

SHOWROOMの社長、前田裕二氏の「メモの魔力」です。

誰でもできて、本質に迫れて、熱い想いが詰まった良書だったので、ご紹介します!!

 

この本に出会ったのは本当に偶然でした。

Twitterでフォローしている方がこの本を薦めていて、

たまたま図書館で見かけたから借りた、というだけ。

 

興味半分で借りた本ですが、読み始めると冒頭から胸が熱くなってきました。

僕にとってメモとは、生き方そのものです。

メモによって世界を知り、アイデアが生まれる。

メモによって自分を知り、人生のコンパスを持つ。

メモによって夢を持ち、熱が生まれる。

その熱は確実に自らを動かし、

人を動かし、そして人生を、世界を大きく動かします。

「メモの魔力」より引用

 

僕が特に興味をひかれたのは、

「メモによって自分を知り、人生のコンパスを持つ」

という箇所です。

 

僕は32歳、サラリーマン8年目。

アーリーリタイアを目標に掲げ、

コロナを期にブログやTwitterなど始めました。

SNSの世界に入って理解したことは、

「熱量をもって毎日継続すること」がめちゃくちゃ重要だということ。

 

でも、

「僕にはそんなに頑張れることがあるのかな?」

という壁にぶつかりました。

 

世間的に言うならば、

「やりたいことが見つからない」

「どんな風に生きたいのかわからない」

「自分にとっての幸せって何だろう?」

こんな悩みになるかと思います。

 

誰しもが持つこんな悩みに対して、

この本は「メモ」を通して「強力な武器」を与えてくれます。

みなさんの人生にとっても「強力な武器」になればと思い、

僕が特に感銘を受けた部分をご紹介します。

 

◇ ◇ ◇

 

1. ただのHow To本にあらず!人生論の本である!

冒頭でも書きましたが、

この本はただのHow To本では決してありません。

「できるサラリーマンのメモの取り方!」みたいな本ではないのです。

 

メモとは姿勢である

何らかの目的を持って、日々、あらゆる情報に対して、毛穴むき出し状態でいられるかどうか。身の回りのあらゆる情報にアンテナを張り、そこから何らかの知的生産を行う意識を持てているかどうか。このスタンスこそが、メモ魔として最も大切にすべき基本姿勢である。

「メモの魔力」39頁より引用

メモを取る、という誰でもできる行動を昇華して、

実際にSHOWROOMという会社を起業した著者だからこそ言える、言葉の重みを感じます。

 

もちろん、メモの取り方についても詳しく具体的に紹介されますが、

それ以上に「著者の人生に対する姿勢」を深く知れるところが、

他のHow To本と一線を画しています。

 

メモは記録ではなく知的生産のため

僕がまず驚かされたのは、メモの目的です。

「メモは記録するため」と当然のように思っていました。

しかし、著者曰く

「メモは知的生産を行うため」にするとのこと。

 

どういうことかを簡単に説明すると、

私たち日本人は、学校で先生が黒板に書いたものをノートに写す作業が勉強だと勘違いしがちです。

しかし、記録を取ること自体は、何ら生産をしていません。

記録した内容を使い、考えたり計算したりして、意見や結論を出す。

そこまでして、「生産した」と言えます。

 

ましてやAIが台頭してくる今の時代においては、記録・記憶なんて作業はますます価値がなくなります。

だからこそ、人間にしか出来ないことに集中しないといけない。

 

メモすることによって、「記憶」という作業から脳を解放させてあげる。

負担が減った分、脳には「知的生産」という作業に集中してもらう。

これが著者の考えです。

じゃあどうやってメモから知的生産を行うのか、それはこの先に書いてあります。

 

 

2. メモが思考を深めてくれる

事実→抽象化→転用の3ステップのみ

この本が提唱するメモの方法はいたってシンプルです。

シンプルゆえに強く、汎用性が高いとも言えます。

 

その方法は、

  1. 「事実」を具体的に書く。
  2. その事実を「抽象化」する。
  3. 抽象化したものを、別の具体例に「転用」する。

たったこれだけです。

 

一般的な意味での「メモを取る」という作業は1に該当します。

そこから、抽象化→転用というステップを経ることで、知的生産を行います。

 

抽象化と転用とは?

とつぜん「抽象化」とか「転用」と言われてもピンとこないと思うので、

本書の一部を引用したいと思います。

Q. 中学時代に一番影響を受けた人は?

A. 親戚のお兄ちゃん。ギターをくれた。進路相談にのってくれた。格好良かった。【①事実】

➡本来の役割を超えたところ、つまり無償の愛、「何があっても味方だ」という安心感に支えられた。【②抽象化】

➡今度は自分が誰かの味方になって、「こんな世の中やってられない」と感じている人に希望を与える。【③転用】

「メモの魔力」139頁より引用

 

抽象化することで、思考が深まったり、本質を抜き出すことができます。

転用することで、行動に移ることができます。

これらを含めて「知的生産」ということですね。

 

抽象化すること、転用することは、AIにはできません。

まさしく人間にしかできないスキルです。

だからこそ、今からの時代、必要性がますます上がっていくスキルです。

 

ちなみに、「知的生産を行う」というのは、本書のメモで得られるスキルの1つに過ぎません。

他にも4つ、とても重要なスキルが書かれています。

気になる方は本書を手に取ってみてください^^

 

 

3. メモによって自分を知る

ではいよいよ、このメモの使い方で、自分を知っていきましょう!

 

抽象化なくして自己分析なし!

僕が最も知りたかった、「じゃあ自分は何がやりたいのか?」

という問いに対して、この本は「徹底した自己分析」を提唱しています。

 

「なんだ、結局自己分析か・・・」と思わないでください!

就活で行ったような自己分析よりもずっと深く掘り下げていきます。

 

本書の例を部分的に引用します。

「あなたの長所は何ですか?」という質問に対して、

著者は「圧倒的努力を可能にする熱量」と答えました。

 

「では、なぜそれができたのか?」と、抽象度を上げていくと、

両親の死など、小さいころの辛く苦しい体験から

「運命に対して強い憤りを持ったこと」が原動力になったそうです。

 

この「抽象化」した事例を、「転用」していきます。

「こうしたモチベーションを原点に置けるような事業を創る」

「同様の憤りを持っている人に、自分の体験を伝えて勇気を与える」

といった感じです。

 

こんな感じで自分の本質へと迫っていきます。

一発で本質を見つけることは難しいかもしれませんが、

多くの質問に答えて抽象化していくことによって、次第に形が見えてきます。

 

1000問の自己分析チャレンジ!

この本の巻末には、なんと1000問もの自己分析の設問が付属しています。

ノートにすると約30冊分。

笑っちゃうくらい圧倒的ですね!

著者も本書の中で1000問チャレンジについて何度も応援してくれています(笑)。

 

ここまで徹底して自己分析を行うと、

抽象化された自分の核が、だんだんと集まっていき、

「本当の自分」「人生のコンパス」が見えてきます。

 

これが見つかればシメたものです。

 

人生のコンパスがあれば、人生は迷いにくくなる。

人生の意思決定がスムーズにできる。

熱意を持てることに集中できる。

 

そうして人生が少しずつ変わっていきます。

 

◇ ◇ ◇

 

あなたは社会人になってからちゃんと自己分析したことはありますか?

僕はありませんでした。

自己分析したのは、就活時と転職時。たったそれだけです。

 

だからこそ、これを機に、全力でやってみてはいかがでしょうか?

就活のためではなく、自分の人生のために。

 

この記事を書いている時点では、僕はまだ40問しかできていません。

が、少しずつ自分の価値観が見えてきた実感があります。

 

本書の紹介は以上です。

正直、本の中身はとっても濃密で、全体の4分の1ぐらいしか書けていません!

ぜひとも実際に手に取って、読んでみるといいかなと思います。

著者の熱い気持ちは、著者の文章だからこそ伝わるので。

 

「やりたいことが見つからない」

「どんな風に生きたいのかわからない」

「自分にとっての幸せって何だろう?」

 

僕のようにそんな悩みを持っている方にぜひとも読んでもらいたい!

そう強く思えた素敵な本でした。

 

 

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