こんにちは。heyheyです。
今回のテーマは「転職」です。
ブログのテーマから外れる感じがするかもしれませんが、そんなことはありません。
本業はとても大事です。
元気な体があって、考えられる余裕があるから、アーリーリタイアを目指したりと新しいチャレンジができるんです。
僕の具体例を交えて、僕の学んだ教訓をお伝えします。
参考になれば幸いですm(_ _)m
この記事を読んでもらいたい人
理系(主に工学)を専攻して大卒or院卒でメーカー就職した20代~30代前半の人
他の人はどう考えて転職したんだろう?
目次
心と体を壊さない働き方ができてますか?この先もできますか?
僕は新卒で入った会社で、激務により心を壊しかけました。
次の転職先の会社では、仕事や職場への興味がなくなり、仕事中の笑顔が一切なくなりました。
そして現在の会社に転職し、心に余裕ができ、アーリーリタイアを目指すという、未来に向けた活動ができています。
改めて聞きます。
「心と体を壊さない働き方ができてますか?この先もできますか?」
心と体は全ての基本です。
人生を楽しむための資本です。
それが壊れてしまうと、幸せな人生がいっそう遠ざかります。
守るべきは職務でも納期でも上司の指示でもありません。
あなたの心と体はあなたの判断でしか守れないのです。
損得勘定で考えても同様です。
心を壊すと、ポジティブな考え方になれません。
視野は狭まるばかり。
新しいアイディアは出にくくなり、作業能率は低くなり、評価は下がります。
体を壊しても同様です。
体と心は密接につながっているので。
嫌いな仕事をして、心と体を壊して、幸せな人生が遠ざかるなんて馬鹿らしくありませんか?
本当に大切なものは、「心」と「体」です。
まず、この認識から始めてみてください。
ネガティブな感情でもいい。仕事で自分にとって大事なことは何ですか?
「このプロジェクトをがんばろう!」
「会社のために成果をだそう!」
そんなポジティブな感情は、持てる人が持てばいいんです。
僕はそんな人間ではありませんでした。
「はやく帰りたい。」
「考えなくて済む仕事がしたい。」
「この人と話したくない。」
「若い女性の多い職場がいい(笑)」
こんなネガティブな感情で別にいいんです。
それよりも、「自分が仕事で何を大事にしているか」がちゃんとわかればいいんです。
僕は一社目では、職場関係は良く、仕事内容も楽しかったですが、仕事量が多すぎました。
だから、とにかく「自分の時間が欲しい」「早く帰りたい」と常に思っていました。
二社目では、仕事量は減りましたが、職場関係は無味乾燥で、仕事内容はつまらなかった。
だから、「やりがいを感じられる仕事がしたい」「楽しい職場がいい」と思いました。
頭では、「やりがいなんて大した意味はない」と思っていても、実際体験してみると想像以上に大切だった。
ここで言いたいのは、「自分にとってここだけは譲れない、というラインはどこか?」ということ。
こればっかりは、本人にしか答えはありません。
給料さえ高ければ頑張れる人、人間関係が全てな人、それぞれバランス良くそろっていないと無理な人。
本当に人それぞれなので、自分の胸に手を当てて、頭だけでは考えないようにして、探ってみるといいと僕は思います。
20代で2回転職した理系院卒の僕のケース
僕の転職事例をできるだけ具体的に書いていきます。
ざっと書くとこんな感じです。
- 20歳:高専から工学を専攻し、大学に編入。
- 22歳:大学院にそのまま進学。
- 24歳:学校推薦のある大手メーカー(鉄鋼系)に就職。
- 27歳:3年目に今の奥さんと同棲。
- 28歳:4年目にして激務(残業80時間超)に耐えられず退職。
同年、自動車メーカーに転職。 - 29歳:結婚。
- 30歳:笑わなくなった(と妻に言われた)ので退職。
同年、今の職場に転職。 - 32歳:ブログ開始。
1社目(鉄鋼メーカー)の場合、独身を貫いていれば、耐えられたかもしれません。
同棲し始めたことで「早くても20時帰宅って、遅いんだ」と認識しました。
会社の独身寮なら、そんなこと考えることもなかったので。
でも、僕は、まともな感覚をここで取り戻せて良かったと思っています。
心療内科に行くと、自律神経失調症になりかけていることが判明。
診断書をもらい、3ヶ月ほど休職することができました。
せっかくなので海外旅行もしましたが、それ以外は転職活動に全力集中しました。
初めての転職活動なので、リクルートやDODAなどから始めましたが、「やれることは全てやってやろう」の意気でがんばりました。
かかった期間は2~3ヶ月です。
2社目は、とにかく長時間残業が嫌だったので、「労働組合が強い=福利厚生や36協定がしっかりしている」と言われる自動車メーカーに転職しました。
結婚も控えていたので、「会社の安定性」も優先しました。
それを最優先したので、「業務内容」は二の次でした。
しかし、いざ働いてみると、仕事内容に全然興味が持てない。
仕事内容もさることながら、同じことをしている人が一部屋に100人以上いて、「自分がいてもいなくても変わらない」と感じてしまいました。
また、会社の規模がめちゃめちゃ大きいので、社内調整が多すぎて、くだらない。
少なくとも僕にはそう感じました。
ある日、妻から「全然笑わなくなったね」と言われてハッとしました。
これはまずい、と。
10年勤続できれば給与は上がることはわかっていましたが、耐えられなくなって、再び転職することにしました。
2回目の転職は手慣れたものです笑
怒涛のように10以上のリクルート会社に登録し、片っ端から面談して、情報を集めまくりました。
その結果、1社だけに絞り、一本釣りの覚悟で面接し、受かりました。
かかった期間は1~2ヶ月です。
そして現職に至ります。
今は残業も少なく、仕事は面白く、職場の雰囲気が良く、とても満足しています。
心は疲れず、笑顔は戻り、前を向いて働けるようになりました。
理系院卒の転職は当たり前。ちっとも難しくない。
この経験を踏まえて言います。
理系院卒の転職は当たり前で、それ自体はちっとも難しくありません。
大学の研究室のメンバーは、半分以上が2~4年目で転職していました。
サークルの友人も、同じく半分以上が2~4年目で転職していました。
最近は5~6年目の友人も2、3人転職しました。
僕の周囲の環境だけで言えば、半数以上が転職したことになります。
みんな理系の院卒です。
今の時代、転職市場がしっかり根付いたので、転職自体はちっとも難しくないんです。
だから「転職」そのものにハードルを感じる必要はありません。
大事なのは、転職して「何を実現したいか」自信を持って言えることです。
僕の1回目の転職では「残業時間が少ないこと、安定していること」を実現しました。
いざ転職すると、さらに実現したいことが出てきました。
だから2回目の転職では、これに加えて「やりがいが持てること」を実現しました。
自分の中で着実に進んでいるのであれば、それでいいのだと僕は思います。
あえて触れませんでしたが、年収は少し下がりました笑
でも、他の環境はばっちりです!
そして、楽しく継続できるなら、成長して年収もあがっていくんです。
だから、転職して何を実現したいかをちゃんと決めて、自分なりに進んでいきましょう。
同業転職はカンタン!安易に手を出すともったいない。
転職はカンタンです。
メーカーなら、同業に転職すればいいんです。
- 自動車系・・・トヨタ、日産、ホンダ。
- トラック系・・・いすゞ、UDトラック、三菱ふそう。
- 鉄鋼系・・・日鉄、JFE、神鋼。
同業系の転職はカンタンです。
求人もすぐきます。
断っていても来ます。マジで。
僕も最初の転職活動で内定はいくつか取れました。
実際に、同業会社を順々に転職している50代のおじさんもいました。
でも、こんなのは正直いつでもできる転職なんです。
そして、職場環境はほとんど変わらない。
だから、安易に手を出すのは良くない。
僕が進めたい転職はこんなのじゃありません。
でも、「転職はカンタンだ」ということを伝えたくてここに書きました。
30歳までなら、妥協せず全ての要望をぶつけよう。
僕は今、全然違う業界、全然違う職制で働いています。
- 1社目・・・鉄鋼系の製造技術
- 2社目・・・自動車系の生産技術
- 3社目・・・インフラ/検査系の広報/研究
そのおかげで、環境もグッとよくなり、多くのことが実現できました。
まず伝えたいことは、「実現したいことは妥協しない!」ということです。
一社目では残業がきつかった。
二社目では残業が少なくて安定した会社を探した。
代わりに、仕事内容と勤務地を妥協してしまった。
これが結局耐えられなくなってしまった。
だから三社目では、残業が少なくて、仕事内容が面白くて、勤務地が定まっている会社を選んだ。
代わりに、年収が少し減った(だから投資やブログを始めた!)。
全部が全部満たされるとは言いません。
でも自分から妥協するのはやめた方がいいです。
後悔します。
言うだけ言えばいいんです。
僕は、転職エージェントを可能な限り使いました。
一回目の転職では5社ほど。
二回目の転職では10社以上。
面談しまくって、電話しまくって、要望を伝えきるんです。
転職エージェントも複数いますし、得意不得意があるので、やってみなければわかりません。
伝えきったあとで、求人を出してもらうんです。
始めから妥協したら、妥協された求人しか出てきません。
自己分析なんて抽象的なもの、一般的なものは関係ありません。
自分にとって大事なことを見失わなければ、きっと良い転職ができると信じています。
ちなみに僕は以下の転職エージェントがよかったです。
主観ですが参考まで。
- メイテック:大手メーカーに強い。担当者が親切丁寧で良かった。
- JACリクルートメント:大手自動車メーカーに強い。
- DODA:とにかく案件が豊富。要望が定まっているならオススメ。現職はこれで決めました。
今回は以上です。ありがとうございました。
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